【ヘリオス10】 講習レポート②

※フィクションを交えつつ、お送りしております。

「世界の車窓」からを見てる気分になった現地。

東京だとあり得ないほどの雪の山に驚きながら、

本当にここで飛ばすのか・・・と、絶望感を感じつつ、我々が最初にとった行動は

 

【Lipoバッテリーを暖める】

会心のガッツポーズである。勝機を得たりとは正にこのこと。

ストーブ前に並べられた、リチウムポリマーバッテリーは宛ら、だんご三兄弟ならぬ、

Lipo6兄弟。(ウルトラ6兄弟と掛けるべきか迷ったのはここだけの話)

全てのLipoにカイロを貼り、ストーブ前に鎮座。

外気温3℃という今まで飛行性能を確かめてこなかった環境での挑戦だった為、万策を尽くす。

 

いや、まてよ・・・。これ、ここで暖めても移動してる間に、急速冷凍庫ヨロシク状態で冷めて行くのではないだろうか・・・。

であれば、これだ!

雪降りしきる中、登場するのは

真っ白の中に栄える、赤いクーラーボックス!

この中に入れれば・・・

飛行する現地に到着するまでの間であれば・・・

あるいは・・・

 

一抹の不安と滲む汗を掻きながら(いや、実際は掻いてないけど)、我々一向が向かった先はサッカー場。

1年に数回ともしないであろう、全力ダッシュで機体を運び、準備を行う。

飛行前の機体チェックをしつつ、さっきから強風が止まない。

ロマンチックが止まらないが、強風も止まらない。

風速計を出して計測すると・・・【MAX10m】【平均7m】の文字が。

いや、ダメでしょ。これ完全にダメでしょ。上げれないよね。この風の強さを感じて欲しいので動画上げます。

ぜひ、音量ありで見てください。

【読まないのは自由だが、役に立つ ヘリオスメモ~1】
飛行する前に機体チェックを行いますが、本体のスイッチは最後に入れて下さい。
なぜなら、ヘリオスシリーズではA(アンペア)の高いバッテリーを使用しています。
特にヘリオス10は10000mAhで、取り扱いには注意が必要です。(くれぐれも濡れた手で触らないように)
弊社では安全に製品を取り扱って貰う為に、機体本体にスイッチを装備し、飛行する前まで最低限の電力しか通電しない仕組みを開発しました。

 

そんなこんなで、暫く待機する一同。まるでお地蔵さん。

世が世なら、通りかかったお爺さんが笠を掛けたくなるほどのお地蔵っぷりである。

因みに、雪の深さ。

 

 

 

 

そう言えば、ここサッカー場だったんだよな。いや、だったは違うか。現サッカー場だ。

本来ならサッカー小僧達が必死に白黒のボールを追い掛け回してる。それが本来のあるべき姿。

今ここにあるのは、ただのドローン小僧。風が止むのを待ち続ける、ドローン小僧たちだ。

これがサーフィンで大きな波待ちであれば栄えるものだが、鼻水をすすり、肩をすくめ、唇が紫芋かと見間違える姿には誰の共感も得られないのであろう。

果たして、ヘリオスは無事飛行できるのであろうか。
続きは次回!

 

 

 

 

PAGE TOP