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ドローンの市場ってどのくらい?成長分野までしっかり考察!

産業用ドローンの市場予測

国内のドローンビジネス市場規模の予測
※1.ドローンビジネスの市場規模は、「機体」と「サービス」と「周辺サービス」の3つで構成される。
※2.機体市場は、業務用(固定翼及び回転翼)の完成品機体の国内での販売金額。軍事用は含まない。
※3.サービス市場は、ドローンを活用した業務の提供企業の売上額。ただし、ソリューションの一部分でのみドローンが活用される場合は、その部分のみの売上を推計。
※4.公共団体や自社保有のドローンを活用する場合は、外部企業に委託した場合を想定し推計。
※5.周辺サービス市場は、バッテリー等の消耗品の販売額、定期メンテナンス費用、人材育成や任意保険の市場規模。
(出典:インプレス総合研究所「ドローンビジネス調査報告書2017」)

ドローンの今後の市場予測として、2022年に全体で2,116億円まで到達すると言われています。

内訳としては、機体が441億円、サービスが1,406億円、周辺サービスが269億円となっています。

やはり、ドローンを活用したサービスの伸び幅は非常に大きいです。

グラフを見ると、機体はあと2倍ほどしか伸びず、それに伴った周辺サービスも2倍程度で留まります。

サービスの方は7倍の1406億円にもなり、かつ全体のおよそ2/3を占めています。

ドローンサービス市場の成長予測


(出典:インプレス総合研究所「ドローンビジネス調査報告書2017」)

サービスの内訳は上図のように予測されています。

屋内、検査、農業分野でのサービス市場の成長が予測されており、特に検査と農業は全体に対するウェイトも非常に大きなものとなっています。

東京ドローンプラスでは、特に農薬散布に特化したドローンを扱っており、また農薬散布請負のサービスも展開しております。

農薬散布サービスで得るノウハウを活かし、新たなドローンの開発・他分野への進出などを予定しております。

農業用ドローンの市場について


先ほどの予測にもあったように、農業分野でのドローンサービスは500億円規模になると分析されています。

この農業分野は、農薬散布と精密農業の2つに分けられます。

・精密農業

精密農業とは、目で見えない電磁波や赤外線を計測・分析し、営農情報として農家さんに提供することです。

今までは人工衛星などを利用していましたが、費用が高く、農地が小さい場合は利用しづらい、などの問題点があります。

そういった課題が、ドローンによって解決できます。

LiDARシステムや赤外線カメラを搭載したドローンであればそれほど高価でなく、利用の幅が広がります。

画像解析技術が進めば、より安価に、素早く分析し、農家さんにデータを提供できるようになるでしょう。

農薬散布

次に、農薬散布についてです。

従来の農薬散布は、高価な無人ヘリの利用、または自身で散布機を背負ってのものでした。

農家さんの持つ畑は、都会に住む人が思っているより非常に広いです。

北海道の農家さんは平均で約20ha、北海道以外だと平均1.4ha程農地を持っているそうです。(1haは100m x 100mの広さ。)

大体月2〜4回農薬を散布するそうですが、この広さを散布するのはとても大変です。

・散布機で散布する場合

散布機は重く、また農薬を吸い込まないように厚着をします。

頭から足の先まで覆った状態で、夏場に作業をするのは辛く、危険かつ非常に大変であると容易に想像できます。

・ヘリコプターで散布する場合

農地の広さによっては、無人ヘリコプターを導入する農家さんもいます。

全国の水稲農地約150万ヘクタールのうち、産業用無人ヘリを活用した農薬散布の面積は、約50万ヘクタールと言われています。

しかし無人ヘリは1台1000万円を超えるので、金銭面の負担は大きいです。

また、ヘリコプターは農薬も合わせると80kg程の重さなので、成人男性3人でようやく運べます。

人手、費用共に負担が大きいです。

また散布請負業者に頼んだ場合でも、1haで約30万円と決して安くはありません。

・農薬散布用ドローンで散布する場合

散布機、ヘリコプターでの農薬散布は危険かつ重労働でした。

それを解決するための道具が、ドローンです。

・従来の農薬散布より軽い、早い、安いこと。

・講習さえ受ければ、基本的に1人で飛ばせること。

以上がドローン導入のメリットです。

特に東京ドローンプラスのヘリオスアグリは、飛ばしやすく、一つのセットに必要なものが全て揃っていますので、
非常に安価に、そして安全に農薬散布をしていただくことができます。

ヘリオスアグリの詳細はこちらから
ヘリオスアグリ 5
ヘリオスアグリ 10

まとめ

今回は、ドローンの市場と農業分野の市場についての記事でした。

2022年にはドローン市場全体で2,116億円、農業分野の市場は500億円規模になると予測されています。

農薬散布ドローンはすでに実用化されており、従来の散布方法に比べメリットが多いです。

特にヘリオスアグリは、一つのセットに必要なものが全て入っており、また操作性も優れたものになっています。

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